~ルール違反にイライラした心を落ち着かせる2つの考え方~
こんにちは、セイです。
自分がルールやマナーを守っているのに、他の人がそれを守っていない状況に遭遇したことはありますか?
そんな場合、「マナーがなってない!」「不公平だ!」というような気持ちになりイライラした経験のある方もいるかもしれません。
そこで、そんなときどう考えたら心が軽くなるか考えてみました。
結論ですが、
- 気持ちを落ち着かせる
- 気持ちの大元を探っていく
ことが良い方法かなと思います。
こうすることで感情に振り回されず、嫌な気持ちを納得して消化できるからです。
私も街中を歩いているときにそんな気持ちになることが多かったのですが、考え方を変えることで少しずつですがそうした気持ちを受け流せるようになってきました。
次から、具体的に内容を見ていきたいと思います。
想定される状況
ここでは、よくある2つの場面を例に考えてみます。
1つ目は、道幅が狭い信号のある横断歩道で、赤信号で自分がちゃんと信号待ちしているとき、車が来ていない状況だと赤信号でも横断歩道を渡ってしまう人がいるとします。
そんな人を見て、「ルール違反だ!」「自分はルールを守っているのに不公平だ」など心がモヤモヤした経験がある人は結構いると思います。
2つ目は、街中で歩きスマホをしている人を見かけたとき、「危ないなあ」とか「マナー違反だなあ」と思うのと同時に、イライラしたりモヤモヤしたりする方もいるのではないでしょうか。
そんな状況を見たとき、「なんであの人はマナーを守らないんだ!」というように怒りが湧いてきたり、「自分がマナーを守っているのに不公平だなあ」というように心がちょっと苦しくなってくる場合があるかと思います。
私もそんな気持ちが生じてしまう傾向があり、このような状況に遭遇するといつもちょっと心が苦しくなります。
モヤモヤ・イライラした気持ちの対処法
気持ちを落ち着かせる
そんなときどう考えればいいかですが、まずは気持ちを落ち着かせることが大切かと思います。
頭に血が上ってカッとなった状態ではいい考えも浮かびません。
また感情に流されて怒りをぶつけてしまうと多くの場合後悔することになります。
気持ちを落ち着かせる方法として、ここでは2つ紹介します。
深呼吸する
「アンガーマネジメント」によると、「諸説ありますが、怒りが生まれてから理性が働くのに6秒かかると言われている」そうです。
その間に深呼吸して気持ちを落ち着かせるようにします。
また、精神科医の樺沢紫苑さんが自身の著書の中で触れられていましたが、
1分深呼吸法
(1)5 秒で息を吸う
(2)10 秒で息を吐く
(3)さらに5 秒で肺の空気をすべて吐ききる
(4)(1)~(3)の20 秒1 呼吸を3 回繰り返す
樺沢紫苑「学びを結果に変えるアウトプット大全」より
という呼吸法が紹介されています。これも怒りを抑える方法として効果的です。
目を閉じる
数秒間で良いので目を閉じると怒りのもととなっているものを見なくて済み、心が落ち着いていきます。
「目を閉じる」という行為自体が、「自分は怒りを感じているので抑えなきゃ」という意思の表れとも取れますので、気持ちも落ち着きやすいです。
ここは人によって合う合わないがありますので、自分に合った方法を探していきましょう。
気持ちの大元を探る
次に、気持ちの大元を探っていきます。
この時のポイントとして、「絶対に自分を責めない」と決めておくことが大切です。
たいていは自分の嫌な部分を考えて見つめることになりますので、それが嫌だ、つらい、と感じてしまうと、自分が苦しくなっていくだけです。
苦しい状況に身を置くことは望ましくありません。そこで、「どんな考えが出てきても自分を責めない」「良い・悪いの判断をしない」と決めておくことで思考を前向きに進めることができるようになります。
例えば、「なんであの人はマナーを守らないんだ!」と感じている場合、「なんでそう思うんだろう?」と頭のなかで想像を膨らませます。
その結果、
「相手を注意して行動を正したい」
「相手を糾弾したい」
「相手の非を認めさせたい」
「自分が正しい、優れていると認めさせたい」
という考えが出てきたとします。自分にとって嫌な考えもあるかと思いますが、自分を責めないようにします。
そして、さらに「それで、どうしたい?」と問いかけを自分にして気持ちの深掘りをしていきます。
もっと「気持ちの上流」にさかのぼって、自分の価値観を探っていくようなイメージです。
例えば、
- 「相手を糾弾してどうしたいの?」→「相手を懲らしめたい」「自分がスカッとした気分になりたい」
- 「自分が正しい、優れていると認めさせてどうしたいの?」→「自分の存在価値を感じたい」
というような感じです。
感情の正体はだいたいこの2つに分かれることが多いかと思いますので、それぞれ見ていきます。
具体的な対処方法
「自分がスカッとした気分になりたい」場合の対処
この場合、「相手に怒りをぶつけて、自分のストレスを発散させたい」ということになるので、感情にストップをかけることが最も重要です。
具体的な行動を考えてみると分かりますが、ストレス発散のためには強い言葉で相手を注意したり糾弾することになります。
そうすると、当然相手も反発して言葉の言い合いに発展することは目に見えています。
場合によっては暴力沙汰にまでなり得ますし、そうなったらストレス発散どころではないです。
なので、「相手を負かしたい」「ストレス発散したい」と思ったら、前述の深呼吸などで落ち着いたうえで、
「そんなことをしても最終的にはもっとストレスが増える」
「自分の怒りをぶつけるのは幼稚な行為」
など、自分を戒める言葉を思い出すのが良いかと思います。
「自分の存在価値を感じたい」場合の対処
この場合、「自分はこんなに正しい行動をしているからここにいてもいいと認めてほしい」ということです。
でも、誰に認めてもらいたいのでしょうか?注意する相手でしょうか?それともそれを見ている周りの人でしょうか?
そもそも、ここにいてもいいかどうかは誰かに認めてもらわないといけないことでしょうか。
誰かに認めてほしいということは承認欲求があるということですが、承認欲求については、アドラー心理学についての本「幸せになる勇気」などで書かれていますが、
- 承認欲求には際限がない
- 承認を求めるということは他人の顔色をうかがい、他人の価値観に沿って生きること
- 承認は他人に求めるのではなく、自分で自分を承認する以外にない
と言われています。
具体的に言うと、自分が自分の納得する行動をとっているのならそれでいいと考えられれば良いということです。他人との比較は無意味です。
自分が正しいと思って行動し、実際マナーやルールに沿って行動していて、誰にも迷惑をかけていないのなら、何の問題もないはずです。
ここで、ルールを守らない他人のことを気にして、怒りを感じたり、不安を感じていたら、しっかり行動している自分自身のことを認めてあげていないことになりますので、自分自身がかわいそうです。
そう考えて、自分を大切に思えれば、だんだん怒りや不安は小さくなっていくかと思います。
まとめ
自分がルールやマナーを守っているのに他の人がそれらを守っていない状況でイライラしたときは、
- 気持ちを落ち着かせる
- 気持ちの大元を探っていく
ことが大切です。
なお、これが絶対的な方法ではありませんし、人によって対処法は変わります。
これらの方法を参考にして、焦らずに自分なりの対処法を見つけていっていただけたらと思います。


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